麻生泰のメッセージ

与えられた一度の人生 グローバルシティズンづくり (29)
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 今年も終わりに近づきました。私が仕事の大事な柱にしているグローバルシティズンづくりは、この一年間でどういう成果が出ているのでしょうか。
 企業の若手育成や子育ての中でグローバルシティズンづくりの動きは活発化しています。国内事業が主体であった麻生グループも、このままでは日本への依存度が高すぎてしまうという危機感をもって、次世代のリーダーたちは動き出しています。文部科学省もゆっくりながらこの流れのリード役を果たしつつあります。
 
 一年を振り返る時期なので少し結果を評価してみます。まず教育事業では、私が理事長をしている福岡雙葉学園がスーパーグローバルハイスクールとして文部科学省から選ばれました。これによって、高校では新しい分野の教育が始まり、九州大学との連携による活動や研究が始まり良い展開が進んでいます。
 飯塚病院のグローバル活動はかなり進展し、アメリカの優良病院との共同研究が医師間で始まりました。この流れが看護師教育にも広がりつつあり、院内は英語学習が活発となり常勤の外国人英語教師三人の活用度も上がっています。
 私自身も、今年は英語力向上について試行錯誤をしながらも自分の表現力を上げるために、勉強するだけでなくて、英語でのプレゼンテーションの機会を増やしました。というのは、二人での会話なら特に問題なくこなせるのですが、多くの外国人に囲まれての討議になるとポイントがつかめなくなるという悩みを打ち明けて、その打開策の一つとして音読をすることで耳からも馴染ませる手法を取り入れています。実際にやってみて、耳から勉強するというのは確かに一つの上達手法だと感じています。
 毎年受けているTOEICテストが先月ありました。例年、想像する点数よりも結果がかなり低いので、どうなるかまだ分かりませんが、今回の自己評価では昨年よりも点数が上がっているのではという感触がありました。

 間もなく新しい年を迎えます。これらの取組みは生涯やり続けることは出来ないかもしれませんが、しっかり自分の事業分野や教育分野でもグローバルシティズンづくりの成果を出していくことでお役に立っていくべく、実績作りに力を入れていきます。
『この英語の教育手法が良いですよ』という成功モデルを作ることが出来る立場、ポストを持っているやりがいと責任の大きさを感じて来年も努力し続けます。 


2015.12.22

麻生 泰