麻生泰のメッセージ

与えられた一度の人生 グローバルシティズンづくり (30)
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 皆さんあけましておめでとうございます。
 お正月休みは如何でしたか?

 昨年はグローバルシティズンについて書かせていただきました。地球上では人口が70億から80億に増えるという流れの中で、日本は、1億2600万から1億へと縮小し、平均年齢も現在の45歳から更に高くなります。このように煮詰まる日本市場に対して、今後伸びゆくアジア諸国と繋がりを持つことの重要性を強く訴えてきました。世界人口の2%の国の中だけで物事を考えず、世界に目を向けて考えていきましょう。

 そのためには、世界は互いに依存し合って成り立っている現実を理解すること。食糧、燃料、そして安全も、その責任は私たちにあるのだと心に留めることです。また、人に優しくしようとする心遣いを忘れてはいけません。
 心を伝える基本ツールとして言語を用いますが、その言語がうまく話せなくても相手への思いやりは通じます。基本はこの愛情でしょう。世界に目を向けることは、単に語学力を高めるだけではありません。

 また、与えられている多くの恵みに対して自分達が気付くことも世界に目を向けて考えるための基本になると思います。実に多くの恵みを頂きながら、他人が持っていて自分が持っていないもの、与えられていないものを求める、不満をこぼす、出来ない理由を並べて動こうとしない、感謝心が薄い、私も含めて非常に恥ずかしいことだと思います。

 グローバルシティズン、それは、依存し合う世界の平和に役立つ、責任を持つ人であり、次世代にバトンを繋げようという思い、気概を持った人です。
 与えられている多くの恵みに感謝するだけではなく、行動して貢献する人として日々明るく過ごすことを目指しましょう。

 長い間「グローバルシティズンづくり」にお付き合いいただき、ありがとうございました。次回からは、私が会長職を頂いている九州経済連合会のミッション、「九州から日本を動かす! Let's move Japan forward from 九州!」 について書かせていただきます。引き続き読んでいただければ幸いです。

 今年も明るい年にしていきましょう。

2016.01.05

麻生 泰