麻生泰のメッセージ

将来を考え今何を 3
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 このテーマで少し自分のケースを考えてみます。将来という中で私にとってのテーマは、ビジネスマンとしての将来と、その後引退した後での将来を考えます。

 今年で60歳。もう少し社長をしていくと思いますので、麻生グループをどういう形でリードするか。大きなテーマです。筑豊を本社にしている部隊は、衙秬限尚貮瑤箸覆蝓∋笋社長になってからは殆どの本社が福岡に移りました。大きな意味があります。麻生が動かずに飯塚に居つづけていたら今の体制が有ったか?私は疑問です。麻生がセメントグループのままであったらどうなっていたか?私は不安です。そのセメントがJVをしていなかったら今の勢いが有るか??

 そう考えると、将来がどうなって行くのかを読み取る力と情報が重要です。
 ビジネスは周辺の環境を読み、将来を予測し、リーダーが判断することになるのですが、ここまでは何とかつないで来ています。間違いないこれからの流れと、同業者のトップクラスのデータと、ベンチマークすることで分かる現実として。どう先行きの影響要素を分析し対処するのか?

“少子高齢化”“ボーダレスの流れ““アジアの隆盛““日本国の国際コミュニュケーション力の弱さ“などは、経営者として要注意の基本源流だと思いますが、この四つのうちには麻生が他社に勝ち誇れる可能性が進んでいる分野は無く、特に一番目以外は火の気も無いに近いです。ここで変革期に出会い、大きなチャンスとピンチに遭遇しています。

 去年から進めている経営委員会による麻生グループの経営により、三つのユニットの長には、将来のテーマに合わせての動きを出すように、私からのロマンを含めての方針を伝えています。各々の会社やグループが持っているテーマについてスピードを持って進めて行くことで、私が口出ししないでも新しい仕事やテーマが流れていってくれるように仕込んでいくつもりです。

 引退後のことを考えての将来も難しく、かつ自分としての大きなやりがいを持っているテーマです。自分の三十年後を、ある人物、そのカップルの姿をイメージしています。その人物が何故私のイメージ像なのか。夫婦で健康、家族の仲が良い、経済的にも安定している、ライフワーク的なテーマを持っている。私はこの四つの共通点を見つけています。

2006.02.20

麻生 泰